氷点下の冬キャンプ 寒さ対策【寝具編】

氷点下の冬キャンプ 寒さ対策【寝具編】

1月上旬某日。RECAMPしょうなんに真冬のソロキャンプに行ってきました。
この日、天気予報では最低気温は-2℃。

冬の徒歩キャンとなると、徒歩で運べる装備で乗り越えられるのか、不安ですよね。
わたしも冬キャンは不安だったので、まずは暖かい時期からソロキャンプを始めて、慣れてきたところで冬キャンにチャレンジしました。

なんとか乗り切ってきたので、その日の装備や対策を紹介します!

 

キャンプ中、一番気温が低くなるのは就寝中(明け方)。
よって、寒さ対策も就寝中がもっとも大切だと思います。
なので今日は寝具を中心にまとめてみました。

 

テント

DODライダーズワンポールテント

わたしの愛用している幕は、DODのライダーズワンポールテント
軽くて広くて設営簡単でタープいらずでかわいくて、すごくお気に入りです!

他にAmazonで格安で買った吊り下げ式のパップテントも持っていますが、いつもこれを持って行っちゃうので結局1度も使っていません・・・

メッシュのハーフインナーがついていますが、虫が少ない冬季はインナーをつけずに使っています。
インナーなしの方が解放感あって好きです。

DODライダーズワンポールテント インナーなし

シングルウォールで、スカートもないので、防寒という意味では全く対策できていません。
て、防寒対策の記事かいてるのにいいんかこれでw

 

シュラフ

モンベルのダウンハガー800 #3とタラスブルバのシュラフカバー

わたしが徒歩キャンで使っているシュラフは、モンベルのシームレス ダウンハガー800 #3です(上の写真の赤いやつ)。
こちらは快適温度が4℃、使用可能温度が―1℃。

この日の最低気温は―2℃

足りませんね。

ちなみに使用可能温度というのは、
「一般的に代謝が高く、寒さに対する耐性が高い人が、寝袋のなかで丸 まった状態で寒さを感じることなく睡眠ができるとされる温度です。」(モンベル公式サイトより)
だそうです。

だめじゃん。

 

モンベルのダウンハガーシリーズは#0から#5までバリエーションがありまして、数字が小さいほど暖かくなります。
だけどその分、嵩張ります。(そしてお値段も高くなります)

わたしが持っているのは真ん中の#3。
真冬にはスペックが足りませんが、コンパクトになるところがとっても気に入っています。
色も#3だけは2色から選べるところからも、売れ筋なんだろうなーと思います。

そこそこお高いシュラフ。わたしはそんなに何個も買えないので、真冬はアイテムをプラスして乗り切る方針です。

 

シュラフカバー

ダウンシュラフは結露等の水分に弱く、保温性が大幅に損なわれてしまうそうです。

水分をガードするため&多少の防寒性能アップのためにタラスブルバ (TARAS BOULBA) のシュラフカバーをプラスしてみました。

こちらのシュラフカバーは大きさに余裕があるので、窮屈な感じが全然ないです。
収納サイズは約12cm×24cmで、重さも480gと、徒歩キャンパーには嬉しいコンパクトさ。
色もとっても好きです!

あと特徴的なのが、顔回りに虫よけネットがついていること。
今回はまだ虫がいない時期なので使いませんでしたが、夏はこれで寝ればインナーテントなしで寝れるんじゃないかなー?なんて期待しています。
また夏になったら試してみてレポートします!

 

寝袋用電熱マット

モバイルバッテリーから給電できるタイプの電熱マット
これをシュラフの中に入れて使用しました。

外気温が低いためか、付けても暖かい感じはしなかったんですが、
家で試したときはじんわりと暖かかったので、たぶん効果はあったんじゃないかなーと思います。

これ自体がそこそこかさ張る&一晩持つようなモバイルバッテリー(別売り)が結構重いので、
レギュラー入りするかどうかは正直微妙かなあ。

 

フリースのブランケット

ただの四角い布

薄手でコンパクトなのはいいんですが、マミー型のシュラフに入るとくしゃっとなってしまってイライラw
後日対策をしようと思いました。

 

コット

ヘリノックス ライトコット

地面から上がってくる冷気対策&寝心地向上のために、コットを使用しています。
マットの方が軽量ですが、一度コットの快適さを知ってしまうともう手放せません・・・。

以前は中華製の安いコットを使っていたのですが、数回使用で壊れてしまったので
清水の舞台から飛び降りる気持ちであこがれのヘリノックス(Helinox)のライトコットを購入しました!

 

結論:買ってよかった

なによりも、軽い。(1.3kg弱)
生地の張りがいいので寝心地が抜群。幅が狭めですがわたしは気になりませんでした。
あと、所有欲が満たされるw(大事ですよねそういうの?)

組み立てが固めで、大柄で力が強めのわたしでもちょっと大変だったので、小柄な女性の方だと苦労するかもしれません。
手を挟みそうになるので、手袋した方がいいです。
使ううちにもう少し楽に組み立てられるようになったらいいなーと期待してます。

 

貼るタイプのカイロたくさん

足元や腰、背中など、冷える場所に貼りました。
最初シュラフに貼ろうとしたですが、いまいち思った位置にこなかったりしたので、体の方に貼りました。

カイロさえたくさん持っていけば大抵なんとかなるんじゃないかと思える心強さでした。

実はこれが最強かも・・・w

 

服装

あたりまえですが、暖かい服装で寝るのが大事です。
着て行っちゃえば荷物にもならないので、積載量がシビアな徒歩キャンパーには有効ですよね。

この日の就寝時の服装はこんなかんじ。


・ユニクロのコットンヒートテックインナー
・ユニクロのネルシャツ
・ユニクロの防風フリースジャケット


・ユニクロの極暖ヒートテックタイツ
・ワークマンの防炎パンツ

その他
・ユニクロのネックウォーマー
・ワークマンの中綿ブーツ

 

ユニクロ大好きですw
汚したり穴空いたりしちゃうことが多いキャンプで、ユニクロの品質とお値段はありがたい。
最近はアウトドアを意識してそうな商品も多くていいですよね。

パンツはちょっと寒かったので、もう少し暖かいものを検討中です。

 

ぶきや ぼうぐは かならず そうびしてください! もっているだけじゃダメですよ!

最初はそれほど寒く感じなかったので、薄手のフリースを着て、シュラフ+シュラフカバー+電熱マットで就寝しました。

1時間くらいして寒くなって、ブランケット追加。
また1時間くらいしてまた寒くなって、厚手の防風フリースに着替え。
またまた1時間くらいして寒くて貼るカイロ追加。
またまた・・中略・・ネックウォーマー追加。

そんなこんなで一番寒い明け方にはフル装備になって、ようやくぐっすりと眠れました。

 

もしかして最初から全部装備してたら一晩ぐっすり眠れたのでは・・・。

ということで今回の失敗は、「装備品はちゃんと装備しましょう」でしたw

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